環境負荷の低減や気候変動対策、さらには交通インフラの効率化など、現代社会が直面する多様な課題において、物流のあり方が問われています。温室効果ガス削減やエネルギー資源の有効活用、さらにはドライバー不足といった問題解決の鍵として、トラック輸送から鉄道や船舶といったエネルギー効率の高い輸送手段への転換―すなわち「モーダルシフト」が注目されています。
山九は約40年前からアルミ専業メーカーであるアルテミラ製缶社とのパートナーシップを築き、20年以上にわたり岐阜工場から佐賀県の倉庫までのアルミ缶輸送を担ってきました。今回、ドライバーの労働負担軽減とCO₂排出削減を目指し、近海郵船社との連携により陸上輸送と海上輸送を融合した新たな輸送体制を確立。社会的背景と企業の取り組みが融合したこのチャレンジが、環境保全と安全・効率的な物流実現にどのように貢献するのか、その全貌に迫ります。
アルテミラ製缶社は、日本初のアルミ缶ビールが発売された翌年の1972年、三菱金属株式会社(現・三菱マテリアル株式会社)が飲料用アルミ缶事業に進出したところから始まっています。現在はアルミ飲料容器の製造を行っており、飲料メーカーの工場にアルミ缶空容器を届ける物流業務を当社が担っています。
アルミ缶空容器は非常にデリケートで、高い品質管理が求められる製品の一つです。製造されたアルミ缶には飲料メーカーで飲料が注入され、消費者に届きます。そのため、輸送段階で小さな傷やへこみ、匂いや菌が付着すると、顧客に提供できない不良品となってしまいます。さらに、飲料は製造後一定時間以内に注入できないと廃棄になってしまうため、飲料メーカーの指定時間通りに安定して輸送しなければなりません。
このデリケートな製品の輸送においても、山九の人材が持つ高い品質管理と物流のノウハウをもとにお客様の商品を安定して輸送することで、信頼関係を構築してきました。
飲料が注入される前のアルミ缶空容器
ドライバーの労働時間削減や輸送能力の向上を図るため、当社は2021年にアルテミラ製缶社に対し、輸送手段を一部船舶に変えるモーダルシフトを提案しました。
モーダルシフトとは?
モーダルシフトはドライバーの拘束時間短縮や1回あたりの輸送量の増加、CO2削減への貢献などのメリットが大きい一方で、品質の担保やリードタイムの延長など、様々な課題もありました。提案を実現させるためには、山九のこれまでのノウハウを全て共有しながら、パートナー企業とともに課題を一つひとつクリアしていくことが不可欠でした。
まず、船舶の振動による製品の傷やへこみの発生等、品質低下への懸念を払拭するために、トラックの荷台に振動計を取り付けて船舶輸送を行う実験を行い、船舶輸送においても品質に影響が無いことを実証しました。
また、アルミ缶の陸上輸送においては、積み下ろしの際に傷やへこみをつけないようトラックの荷台にローラーを付けたり、菌の付着を防ぐために抗菌仕様にするなど、特殊な装備を持つトラックが必要です。モーダルシフトを実現するためには、船舶にもトラック同様の特殊なシャーシが必要でした。そこで、当社のこれまでのアルミ缶輸送のノウハウ・技術を近海郵船社と共有し、新たに7台の専用シャーシを製造していただきました。
リードタイムはトラック輸送のみと比べて1日延びたため、アルテミラ製缶社の出荷スケジュールを見直していただきました。また、納品については、納品先飲料メーカーの工場門前倉庫にアルミ缶を一時保管する運用に変更するなど、関係者全ての協力のもと、モーダルシフト実現に向けて体制構築を行いました。
今回の提案において特に活かされたのは、当社グループが強みとしている物流ネットワークです。輸送ルートの変更により、新たに博多港から佐賀県のアルテミラ製缶社の倉庫までの陸上輸送が発生しました。通常、輸送手段・エリアがまたがると、複数社が輸送に携わるため一貫した品質管理が難しくなります。
しかし、当社グループで陸上輸送を担うサンキュウ・トランスポートは全国に展開しており、一貫して品質を維持した輸送が可能です。岐阜工場から福井県の敦賀港までをサンキュウ・トランスポート・中部が、博多港から佐賀県の倉庫までをサンキュウ・トランスポート・九州が担うことで、輸送の全てを自社グループ内で完結でき、高い品質を維持したままで輸送ルートの変更が実現しました。
モーダルシフトによる効果
今回のアルミ缶空容器のような特殊な商材の輸送には、基本的なルールを作るだけでなく、一定のテクニックが必要です。当社はいかなる地域でも同じ高品質を担保できるよう、グループ全体で品質管理を徹底しています。現場の人材によって生み出される価値こそが当社の提供価値に他なりません。今後も、人材を磨き、提供するサービスを高度化することで、さらに社会に貢献していきます。
アルテミラ製缶社 調達・SCM部門調達部 マネージャー 牧野 賢様
今回の提案を初めて受けた際、概要説明ではありましたが、輸送体制や製品の品質維持などはもちろんのこと、弊社製品のお客様が求める水準を理解した上での提案であるという安心感もあり、なかば前のめり気味にぜひ進めたいと即答したことを覚えています。途中、お客様の要望、弊社対応など、越えるべき課題は多くあったものの、山九様と弊社で密に連絡を取り合い、お客様のご理解、ご協力をいただき、また山九様の真摯な対応によって、テスト輸送から本番輸送に至るまで無事に進めることができ、期待以上の成果が得られたと感じております。今後は柔軟な対応力にさらに磨きをかけ、それを大きな強みとして活かし、さらなる発展につなげられればと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
高品質な物流サービスをインドで実現するため、営業企画グループとして各企画検討や新規立上に参画、また9名の現地営業スタッフの教育に携わっています。現在はインド南部にて現場作業設計から最新システムの導入まで、幅広い業務を指揮する日々。
入社11年目、東南アジアでの経験を経て、今、インドという新しいステージで、若きリーダーの挑戦が続いています。
私は今、インド南部スリシティの工業団地で、日系大手メーカーの物流支援に挑んでいます。赴任して8ヶ月。サッカー場4面分に相当する28,000㎡の物流センターを新たに立ち上げるというビッグプロジェクト。工場の生産を支える物流の最前線に立っています。
プロジェクトにおける具体的な仕事は三つ。
一つは工場倉庫から今回新設した外部倉庫への移管作業。工場内の保管スペースは今後、新しい生産ラインの設置場所となるため、全ての製品を確実に期限内に外部倉庫へ移さなければなりません。
二つ目は生産品の輸送。工場から出てくる製品を、決められた時間内に確実に運び出し、システムに登録する必要があります。
そして三つ目が外部倉庫での入出荷作業。これら全ての業務を、同じく出向社員の先輩と協力しながら約100名のインド人スタッフと共に動かしています。
中核となるのは、新しい倉庫管理システムの導入です。インドではまだ紙と表計算ソフトでの管理が一般的な中、私たちは日本のITチームと協力し、リアルタイムで倉庫内の状況を確認できる最新システムを導入。バーコードとハンディ端末を使った日本と同様の在庫管理の仕組みを一から作り上げています。
しかし様々な理由で立上準備期間が短縮され、システムの導入と従業員教育を同時に進めることになりました。在庫の混乱、出荷の遅れ----。うまくいかないことも多々ありますが日々、様々な問題と向き合う中で、手順書の整備や現場への作業指示を重ねています。
そして2025年、このプロジェクトは新たな局面を迎えます。部品輸送や北部・南部の部品倉庫保管も含む総合的な提案を行うべく検討中です。さらにバージョンアップした倉庫管理システムの導入も予定されており、現場の課題を反映した改善提案の準備も進めています。
物流自動化が話題になっていた就職活動時、「技術が発展しても実際の物流は必要とされ続ける」その考えから物流業界を志望し、山九に入社しました。
最初の配属は埼玉の物流現場。大手日用品メーカーの倉庫現場を担当しました。その後、本社で複数の大手企業の3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)に関わるようになり、新規立ち上げや物流診断業務といった物流コンサルの経験を積みました。
その後2020年に、シンガポールへの異動が決まり、複数の物流拠点立ち上げプロジェクトを経験。シンガポールに籍を置きながら、数ヶ月単位でインド・ベトナムなどの周辺国のプロジェクトにも出張で関わるようになりました。
そして2024年2月、インドへの赴任。ここでの仕事は、これまでとは責任の範囲が全く異なります。
日本では「現場の一担当者」として上司の指示の下で動いていましたが、インドでは工場長クラスのお客様と直接商談のやり取りをすることも。加えて約100名の現地スタッフのマネジメントも行う必要があります。
例えば、インドでは日本人からすれば不思議な理由で当日欠勤者がよく発生するのですが、こうした欠勤者が出た際の現場対応から、システムトラブル時の判断、緊急の出荷依頼への対応まで、日本なら必ず上司に相談し、チームで検討するような案件でも、ここでは多くのことが私の責任で即断即決をしなければなりません。
最も苦労しているのは現地スタッフの管理です。現場での意思疎通は英語で行いますが、お互い母国語ではないため、単語レベルの会話や手書きの図で説明しながら、何とか伝えようと工夫しています。
印象に残っているのは「指示を出して任せていたら、一歩も進んでいない。そして定時になったら報告もなく帰ってしまう。」ということが当初はよくありました。
ただ最近、台風による影響で業務が大幅に遅れそうなときがありましたが、これまではすぐに帰っていたであろう現地社員の方々が定時を過ぎても業務を続け、責任感をもって仕事に取り組んでくれました。
更に、新しいことを教えると、すぐに実践してくれるメンバーも現れ始めました。シンガポールでは既に組織やシステムが整った環境の中で動いていましたが、インドでは自分の判断で組織を動かし、作り上げていく。その責任は重いですが、自分の考えた計画が実際に動き出すのを見るのは、この上ないやりがいです。
インドでの経験を通じて、私の中に一つの明確なビジョンが生まれました。それは「現地スタッフを中心とした物流企画チーム」の結成です。
現状、東南アジアにおける新規案件の立ち上げや物流の改善提案は、日本人が中心となっており、本社やシンガポールから日本人が派遣され、検討から推進までを主導する形が一般的です。しかし、より効果的な提案のためには、その国の商習慣や現場の実情に精通した現地スタッフの力が不可欠だと感じています。
例えば、私たち日本人は知らず知らずのうちに、日本の物流事情を基準に考えてしまいがちですが、ワーカークラスの識字率の低さなど人材面での違い、あるいはトラック輸送1回ごとに政府サイトへの登録が必要になるといった制度の複雑さによる違いなど、インドでは多くの面で状況が異なります。
こうした現地特有の事情・課題を踏まえて、より実践的な解決策を提案できるのは、その環境で育ち、働いてきた現地スタッフたちです。
現在、山九インドの各事業部にはそれぞれ多くのインド人プロフェッショナルがいますが、事業部を横断して検討・提案することができる企画要員を育成したいと考えています。
私自身、アジアの物流をより深く理解するため、さらなる挑戦を続けていきたいと考えています。ベトナムやインドネシア等ではまだ出張ベースの経験しかありませんし、フィリピン、あるいはアフリカなど、まだ足を踏み入れていない国々にも大きな可能性を感じています。
山九で働く魅力は、こうしたキャリアの可能性が開かれていることです。私の場合、「海外で働きたい」という思いを持ち続け、それを表明し続けることで、確かな機会を掴むことができました。もちろん、そのためには土台となる経験が必要です。
その時々で上司や先輩から多くのサポート・助言を頂き、現場での実務経験、本社での企画経験、そして実際の海外案件での実績を積み重ねられたことが、今の私のキャリアを形作っています。
海外での仕事は決して楽ではありません。日本では当たり前のことが通用せず、文化や習慣、考え方の違いに戸惑うことも多々あります。しかし、大きな裁量を持ち、自分で判断を下し、その結果に責任を持つという経験は、何物にも代えがたい成長の機会となっています。
物流の世界で、グローバルに活躍したいと考える方々にとって、山九にはきっと魅力的なフィールドが用意されているはずです。大切なのは、目標に向かって着実にステップを積み重ねていくこと。そして、チャンスが来たときに、躊躇することなく挑戦する勇気を持つことではないでしょうか。
作業名:水力発電所 土木設備更新工事
工期:2022年8月~ 2025年4月
工事概要: 進入桟橋設置、水圧鉄管更新、天井クレーンRG更新、除塵建屋更新、発電所コンクリート復旧
九州地方の山間部に位置する水力発電所(以下、A水力発電所)では、1950年の竣工以来、地域の電力供給の中核を担ってきました。その地域全体の85%、約6万世帯もの電力を安定して供給するその存在は、地域社会にとってなくてはならないライフラインです。
また、発電所は自然豊かな渓谷沿いの河川に設置され、取水口から7kmに及ぶトンネルや水路橋を経由して発電設備へと水が供給されるという独自のシステムを採用しています。美しい渓谷を背景に、険しい峡谷と高低差の激しい地形が、建設当時からの技術的挑戦を象徴する施設として、地域に深い歴史と伝統を刻み込んでいます。
長年にわたり地域に貢献してきたA水力発電所も、時の経過とともに老朽化が進み、更新工事が必要となっていました。しかし、建設当時の設計図や写真が残されていない上、山岳地域ならではの不安定な地形と高低差が、計画段階から大きなハードルとなっていました。
こうした困難な現場において、山九の技術者たちは現場に即した新たな工法を開発し、3DやBIMなどの最新技術を積極的に導入。特に、若手社員が中心となり、現場の実情に合わせた施工計画を緻密に進めた結果、無事故・無災害で工事を順調に推進することができました。
除塵建屋や水圧鉄管の更新に必要な重機や機材を現場に搬入するため、全長28mに及ぶ桟橋と全長15mの仮設桟橋を建設しました。
さらに今回、基礎部分は既設構造物を流用する計画としたものの、工事現場は複雑な地形の山間部にある渓谷に位置し、高低差も大きく、測量作業には危険が伴うものでした。実際の形状が分からないと施工計画を立てるのが難しい状況にあり、そこで、3Dスキャナーとドローンを用いて測量し、3D図面を作成。3D図面による客先プレゼンを実施し、仕上がりをイメージしていただくことで、桟橋は仮設から本設に変更されました。また、3Dでの施工計画を行うことで、安全性を十分に担保しながら、複雑な地形の現場でも計画通りの施工を行うことができました。
A水力発電所では、河川から発電所内に勢いよく水を送るために、「水圧鉄管」が使用されています。実際の工事では、高低差が最大70mある急勾配の地点に、水圧鉄管を45度の角度で設置する必要がありましたが、周囲は山間部で、クレーンを据えることができる場所は中間地点の一カ所のみでした。そのため、中間地点から上部に約60m、下部に約60mの範囲をクレーン1台で作業する必要があり、ウインチ工法を採用。重量物にワイヤーを巻き付け、ウインチを使用することで上下左右どの方向にも引っ張ることができ、この工法で水圧鉄管を設置しました。コストの大幅削減も可能となったことも、大きく評価され、ゼネコン5社の競争入札に勝ち、特命受注につなげることができたのです。
大規模かつ複雑な工程を要する本現場では、事前に綿密な計画とリスク排除を徹底しました。例えば、水圧鉄管内での溶接作業中の落下防止のため、作業者を受け止めるストッパー機能を備えた設備を導入し、もし下部に落下してしまった場合でもウインチを使用して上部に上がれるような構造にしました。また、溶接作業においては、有機溶剤や溶接ヒュームなども取り扱うため、人体への影響を回避するために換気装置も完備するなど、常に作業者が安全に安心して作業を行える仕組みを作りを徹底しました。
BIM(Building Information Modeling)とは、現実の建物と同じデジタルデータの建築物を作成し、計画から施工までのプロジェクトの全体管理を可能にすることで、コスト削減だけでなく、質・効率性の向上、ヒューマンエラーの防止にもつながり、より良い建物づくりに活用できるシステムです。本工事では、建築物の解体や新設、設備の更新などで、さまざまな工法を使用しています。例えば、2機の発電機内のコンクリートを修復する際には、各機器の設置段階の分担や図面の整合性など、他社との綿密な工程調整も必要でしたが、BIMを使用して現場の全体像を視覚化することで関係者への共有に非常に役立ちました。全員の目線を揃えたことで、理解もスムーズになり、工事を円滑に進めることができました。
井上 敦文さん(29 才)
担当工事:水圧鉄管更新、天井クレーン、CRG 更新
今回の現場は施設の図面が残っておらず、地形も不明確のため、測量などゼロからのスタートだったことが印象的です。一番大変だったのは、施工計画段階でのリスク排除です。施工場所の特性や扱う機材も危険と隣り合わせ。落下災害への対策や溶接の換気対策などに注力し、無事故・無災害でここまで続けられていることは、良い結果だと思っています。最後まで気を引き締めて、この大型案件を全員で完成を迎えられるように頑張ります。
末永 大喜さん(28 才)
担当工事:水圧鉄管更新、進入桟橋設置
掘削のために仮設の設備を用意する必要性が見えてくるなど、想定していた工程通りに進めるのが難しい場面もありましたが、それらを含めて、これまで経験したことのない大規模な水力発電所での学びは大きな財産です。
水力発電所の現場を担当するのは今回が初めてですが、今後もこのようなエネルギー関連や鉄鋼、化学分野の現場などさまざまな案件に携わり、それぞれの現場で求められるスキルと対応力を身につけていきたいと思います。
塩塚 誠さん(24 才)
担当工事:水圧鉄管更新、除塵建屋更新、発電所コンクリート復旧
当社のみならず、複数の協力会社も関わる作業現場でしたので、予定調整をとにかく緻密に行う必要がありました。工程が1日ずれると他社の作業と重なる可能性があり、工事を円滑に進めるためにスケジュールの設計と厳守が非常に重要でした。搬入や荷卸しのタイミングも他に支障が出ないよう、慎重に行いました。施工面では、トンネルの断面化などに携わってみて、当社にはまだ実績のない、より難易度の高い施工もできるぞという実感が湧いてきました。
プラント工事部
尾畑 夢歩さん
担当:施工BIM 支援、仮設計画・提案・検討
今回の案件では、お客様に当社側からBIM活用を提案させていただきました。エンジ業界はまだまだ2Dによる設計が主流ですが、2Dで図面を設計した場合は、必要な足場数を人が図面を見ながら目算で決めることになるため、数が足りなかったり、逆に多すぎたりと不具合につながってしまうことが多くなります。
BIM導入の目的は、「現場の見える化」です。必要な足場数を自動計算できるなど、着工後の手戻りを大幅に削減できたことが、効率化と無駄なコストの削減につながり、お客様に新しい価値を提供することが可能になります。今後も従業員への教育や社内において、BIMの使い方の普及に努めるとともに、山九として新しい価値提供にも努め、お客様に選ばれ続けることを目指してまいります。
今回のリニューアルは、単なる老朽化対策にとどまらず、現場で働く若手技術者たちが新たな施工技術や安全管理のノウハウを獲得する貴重な機会となりました。山九は、この実績を礎に、今後も再生可能エネルギー分野のインフラ整備において、革新的な技術と確かな施工力で新たな価値提供を目指していきます。
※掲載している情報は全て取材当時のものです。